体育の「授業ネタ」シリーズ1記事目、今日はサッカーの授業のための良書のご紹介です。
こちらの記事では、
・サッカーの授業どうしよう(本記事の内容は、小学校〜高校生まで応用できます)
・できる子、できない子の差が大きいな
・ぶっちゃけ、子どもたちはゲームの時しか楽しそうにしてない
・きちんとサッカーの技術も効果的に教えたい。。けど、どうしたら良いのかわからない
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 1 「池上正の子どもが伸びるサッカーの練習」は良書です
- 2 指導とは教えないこと?
✔️記事の信憑性
僕は、体育教員歴10年(養護学校3年、中学校7年)です。現在は、実際にその経験を生かして、幼児・小学生向けのスポーツ教室を運営しています。
他の事業もしているので、2曜日しか稼働していませんが、定員満席で80名の子ども達にレッスンをしています。
こういった僕が、体育の授業で使える良書をご紹介します。
1 池上正の子どもが伸びるサッカーの練習は良書です
こちらの本は、体育授業用の本ではないです。
いわゆるサッカー指導者のための本なのですが、とても参考になります。
この本の良いところは下記の通り。
・子どもたちが取るであろう行動とその行動に対しての声かけも書かれている。
・はじめての子、うまい子もどちらも楽しめる練習が豊富に載っている。
Amazonで試し読みができます。僕が色々とここで書くより、それを見て判断して頂ければ。
2 指導とは教えないこと?
池上さんのモットーは、
「指導とは教えないこと」
です。
僕も、このことは実際にかなり大事だと思っています。
基本は教え込むのではなく、子どもたちから「自然発生」するのを待つんですよね
そのために
・言葉の選択をする。
・子どもたちの自発的な成長を信じて、待つ。
(これには、各運動の発達段階を学んでおくことが必須)
これは、体育やスポーツ指導のあるべき姿だと思います。
なので、サッカー授業以外でも役立ちますので、ぜひ手に取って見てください。
ただ、あくまでもこの本は「サッカー指導者」のために書かれたものであるという観点は忘れない方がいいかもですね。
僕たち、体育教師はサッカー以外にも、さまざまな種目を授業します。
例えば、僕は専門が陸上競技ですが、池上さんの考えに共感できるかと言えば、、NOです。
それは、陸上競技は「走り方」を学ぶ必要がある子もいるし、「教える」必要性が高い場合も大いにあるからです。
走り方って、きちんと教わらないと、走り方が悪い子の走りはずっと変わらないですからね。。
僕は、どちらかというと、正しいフォームを、それを子どもたちにわかる形で場の設定をしたり、ステップに分解したりして、教えたりするのが好きなんですよね。
ただ、そっちに偏るのもマズイですよね。特にサッカーとかバスケとかは。
なので、色々な立場の人の意見を取り入れて、目の前の題材や子どもたちに応じてアレンジしていけるようにするのが体育教師の仕事だと思います。
あなたの授業を子どもたちが待ってます。ぜひ頑張ってくださいね。
今後も授業ネタや良書を紹介していきますね。