教員採用試験対策

【独学合格】中高保健体育の教員採用試験に合格する過去問の勉強法

教員採用試験対策シリーズの2記事目です。

教員採用試験の勉強方法は下記のステップの通りでしたね。

STEP1:県の教育委員会のHPを見て、試験内容を確認する
STEP2:とりあえずコチラで紹介した教材を購入する
STEP3:過去問を教科書、実技書、参考書を参考にしながら解いてみる
STEP4:これを覚えれば8割取れるという知識セットを準備する
STEP5:覚える
STEP6:過去問で問題演習する
STEP7:知識の抜けを補完する

※この記事では、わかりやすくするため、都道府県や政令指定都市などの受験先をまとめて「県」と呼びます。

【2026年8月追記】
教員採用試験は、大学3年生向けの前倒し選考や試験日程の変更が進んでいます。さらに、2027年度実施の第一次選考では、多くの県が共通問題を使う方向で協議中です。まずは今年度の県教育委員会HPで、日程・試験科目・過去問を確認してください。
文部科学省の資料を確認する

この記事では、STEP3とSTEP4を解説します。

1記事目「教員採用試験で揃えるべき5つの参考書」をご覧になっていない方は、まずはそちらをご覧下さい。

こちらの記事では、

・教員採用試験の過去問を買ってみたけど、解ける気がしない…
・過去問をベースに、どうやって勉強していけばいいのかわからない…

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 1 過去問スタートの勉強法(最初は、解けなくてOK)
  • 2 これを覚えれば8割取れるという知識セットを準備する

✔️ 記事の信頼性

この記事を書いている僕は、独学で教員採用試験の筆記試験に3年連続で合格してます。毎年、筆記試験・面接試験を受けてきたので、採用試験に関しては割と詳しいです。

しかも闇雲に勉強したわけでなく、日本一難関と言われる東大理Ⅲの方から学んだ勉強法・記憶法を応用しています。

こういった僕が、解説していきます。

1 過去問スタートの勉強法(最初は、解けなくてOK)

過去問は最初解けなくてOKです。どんな勝負も相手を知ることからスタートすることが大事です。

一番最初の利用方法は、前回の記事で準備した教材

まだ手元にない方は、手元に揃えておきましょうね。

1)県の過去問(必須)※全国版を買わないように注意してください。

自治体別の教員採用試験過去問の表紙例
最初は、受験する県の過去問を選びます。画像は過去版のため、最新版または県教育委員会が公開している問題を確認してください。

最初に買う過去問は、県の過去問一択です。2027年度版は協同出版から県別シリーズが出ています。受験する県の本がない場合は、県教育委員会が公開している問題を集めてください。全国版は、県の過去問を分析し終えてから問題数を増やしたい人が使えばOKです。
Amazonで受験する県の過去問を探す
協同出版公式で2027年度版の発売状況を確認する

2)高校の保健の教科書(必須)
Amazonで「新高等保健体育 改訂版」をチェックする

大修館書店 新高等保健体育の表紙
保健分野の出題箇所を確認するための高校保健体育教科書です。

3)体育実技の教科書(必須)
Amazonで「ステップアップ高校スポーツ 2026」をチェックする

大修館書店 ステップアップ高校スポーツの表紙
体育実技のルール・技・コート設定などを確認するための実技書です。

4)専門教養の知識をまとめる土台(必須)

東京アカデミーの「教員採用OSステップアップ問 中学・高校保健体育」を持っている方は、そのまま使って大丈夫です。これから紙でまとめる方は、現在購入できる「中高保健体育の完全攻略 2027年度版」が選択肢になります。

東京アカデミー 中学・高校保健体育専門教科の旧版表紙
僕が受験当時に使っていた東京アカデミーの旧シリーズ。専門教養の全体像をつかみ、見つけた知識を書き足す土台にしていました。
時事通信出版局 中高保健体育の完全攻略 2027年度版の表紙
現在購入できる専門教養参考書の選択肢。紙の1冊へ情報を集約する方はこちらを使います。

・・・

過去問を上記の教材を参考にしながら解いていきます。(ここが大事!過去問はいきなり解けなくてOKです。参考書から取り掛かっても、ぼんやりとした勉強になってしまいますので、過去問スタートが鉄則です)

例えば、保健分野は保健の教科書に載っていたり、専門教養の参考書に出ていたりします。

過去の出題と教材の該当部分を見つけたらマーカーでチェックして、「R2過去問出題」等の書き込みをしておきましょう。

もし、準備した教材外の内容が出ていたら、専門教養の参考書の裏表紙など、空いているところに書き込んでおきましょう。

ここで大事なのは、「情報をなるべく分散させない」ことです。「教材外の内容はこの場所に書き留めてある」ということがわかることで、「あれ??どこに書いてたっけ?」ということを防ぐことになります。

たとえば、過去問を見ながらこう使います

ここでいう「8割取れる知識セット」とは、過去問を基準に「どこを覚えるか・どこを後回しにするか」を決め、必要な関連情報まで確認できた教材のまとまりです。

PDFへ出題履歴と優先度を書き込み、分からない項目だけWeb教材で確認します。下の印は使い方を示す例で、実際の優先度は受験先の過去問に合わせて決めます。

水泳の白紙復元アウトラインへ出題履歴と学習優先度を書き込む例令和6年 出題✓ 重点× 対象外

印刷した1枚に「出た・やる・後回し・対象外」を集約します。

水泳全114項目
ルール・競技規則
S2-03個人メドレーの泳順答えを表示
一次資料公式資料の該当箇所資料を確認

詰まった項目だけWebで確認 →

人間は損得で動きます。「あっ確かにこの教材のこの部分から出題されている」とわかるからこそ、「じゃあ、この教材で勉強して間違いないな」という感覚が生まれてきます。

以前の記事でも書きましたが、このステップなしに、いきなり参考書から勉強してしまうと、コンパスを持たないまま航海しているのと同じような状況になり、効率的にもやる気的にも加速が生まれません。

まずは、5年分ざっと過去問分析をしてみましょう!

県のHPや市販本で5年分すべて手に入らない場合は、入手できる年度を全部使いましょう。

2 これを覚えれば8割取れるという知識セットを準備する

ここでいう「8割取れる知識セット」とは、過去問を基準に「覚える範囲・後回しにする範囲」を決め、関連する情報まで押さえた教材と書き込みのまとまりです。「これだけ覚えれば、過去問なら8割取れる」と自分で確信できる状態を目指します。

ここまでできたら、次はSTEP4「これを覚えれば8割取れるという知識セットを準備する」過程に入ります。

これは過去問を解く過程にも含まれているのですが、もしここで「まだこれらの教材を全て覚えても、過去問で8割取れそうにないな…」と感じる場合は、追加で覚えるべき教材を準備しましょう。

例えば、学習指導要領の出題が多い県なら、学習指導要領を持っておくことは必須でしょう。

中学校学習指導要領解説 保健体育編の表紙
中学校の学習指導要領からの出題が多い場合に確認します。
高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編の表紙
高等学校の学習指導要領からの出題が多い場合に確認します。

あと、出題頻度の高い実技種目においては、学校体育実技指導資料を持っておくと良いかもしれません。

柔道・ダンス・体つくり運動・器械運動・水泳などの学校体育実技指導資料が並ぶ検索例
学校体育実技指導資料の検索例です。出題頻度の高い種目から確認します。画像は撮影時点のため、価格・在庫・版は現在の情報を確認してください。

また、県独自の取り組みが問題として出題されているなら、教育委員会のHPで関連する記事を印刷しておくと良いでしょう。

そして、「これを覚えれば8割取れる!」という確信が得られればOKです。

この段階を経て、ようやく「覚える」作業に入ります。

覚えるについては、人それぞれ覚えやすい方法があると思います。

僕は、記憶法を学んでから教員採用試験の勉強に入ったので、割と効率良く学習できました。

次の記事では、僕が記憶法を使って、大量の知識をどう覚えていったかを具体的に解説します。

かなり強力な手法を使ってますので、ぜひご覧ください。>>大量の知識を覚える方法

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教員採用試験シリーズ(筆記試験)の記事
01:【独学合格】中高保健体育の教員採用試験に合格する5つの参考書
02:【独学合格】中高保健体育の教員採用試験に合格する過去問の勉強法 →本記事
03:【独学合格】大量の知識を覚える方法(中高保健体育 教員採用試験の勉強法)

読者質問
01:読者質問「過去問に直接書き込みはする?」

実技試験対策:教員採用試験(体育)での実技試験対策の4ステップ

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