質問内容
専門教養試験の勉強で過去問を解いている中で、分からないところを、参考書に書き込めるものが欲しいなと思っているのですが
・ビルドアップの完全攻略の参考書
・東アカの参考書
ではどちらがおすすめでしょうか?
こやま様の記事を見ると、東アカの参考書がオススメと書いてありましたかが、
本屋さんで、実物を見るとビルドアップは知識量が細かに書かれているので、良いのかなと思うのですが、東アカの方はもっと分かりやすく解説させれていて良いなとおもったのですが、内容も細かに書かれているのか、補填もできるか心配です。
どうせ買うのであれば、過去問の内容補填も出来るような参考書がいいとおもうのですが、東アカのほうが良いでしょうか?
絶対合格したいです。
ご教示よろしくお願い申し上げます。
下記が僕の回答。
・・・
こやまです、ご相談ありがとうございます。
○○さまがおっしゃる通りで、
ビルドアップ(時事通信社)は、情報量は多いかと思います。
説明は形式的なので、ある程度の知識がないと取り掛かるのが難しい参考書ですね。
東京アカデミーは、全国の過去問からピックアップして出題が多いものをまとめているので、
情報量はほどほどで、説明もわかりやすいです。
僕の勉強法は過去問をベースにしているので、極力「無駄な知識を入れない」方針です。
また、初心者でも取り組みやすい観点から、東京アカデミーを推しています。
・・・
ただ、○○さまは講師経験もあり、知識もおありでしょうから、時事通信社でも良いかと思います。
僕が受けた県の視点でいえば、
時事通信社は、(僕の県では)全く重要でない部分を丁寧にまとめていたり、問題として出題していた部分が多かったです。
また、説明が形式的で(自分には)合わないと感じたので東京アカデミーを選択しました。
・・・
「知識の内容補填」についてですが、記事でも紹介してあるように
・体育の実技書
・学習指導要領
・その他(主題の多い分野の文部科学省出版の実技指導書など)
で補填できるかと思います。
過去問を解きながら、主題された部分に印と年度を入れます。
もちろん、東京アカデミー(時事通信社でも)も同じようにします。
東京アカデミーの方へは、関連ページに必要な情報を「追記」も行います。
関連ページがない場合は裏表紙などに追記します。
そのような作業を進めていき「これだけ覚えれば8割は取れるな」という知識セットを準備します。
僕の場合ですと、
・保健体育の教科書(アウトライン+アドリブ ※大量の知識を覚える記事を参考に)→僕の県は保健分野の内容が多かった
・それぞれの教材から、覚えにくいものを抜き出した覚えるノート(全て1冊に集約する)→体育実技は特に県の特徴が出やすいので、必要な部分だけ
こんな感じでした。
・・・
最も大事なことは、「過去問ベース」です。
勉強範囲が広い試験では「これは試験に出るはずだ」という感覚が得れないまま、覚えることは非効率です。
「ここは出るはず」「これを覚えれば大丈夫」と思えるよう、まずは過去問を解きながら「必要な知識セット」を準備してください。
この作業に1〜2ヶ月かけても問題ないかと思います。確信を持って「あとは覚えるだけ」という段階に入れれば良いかと思います。
お忙しい中だとは思いますが、頑張ってください。
こやま
・・・
教員採用試験シリーズ(筆記試験)の記事
01:【独学合格】中高保健体育の教員採用試験に合格する5つの参考書
02:【独学合格】中高保健体育の教員採用試験に合格する過去問の勉強法
03:【独学合格】大量の知識を覚える方法(中高保健体育 教員採用試験の勉強法)
実技試験対策:教員採用試験(体育)での実技試験対策の4ステップ