【はじめに】
「ボールが苦手な子も、楽しめるゲームにしたい」
「投げる練習だけで終わらず、みんなで的をねらう授業にしたい」
「得意な子だけがボールを持つゲームにしたくない」
そんな先生方へ向けて、小学校1・2年生のシュートゲームで使える授業教材5点セットをご紹介します。
低学年では、勝ち負けを急ぐ前に、投げる・ねらう・ボールを受ける・空いている場所へ動くことを、自分に合うボールや距離で楽しめるようにします。
🎥 公式資料・動画をひと目で見る
投げる・捕るなどの簡単なボール操作と、攻めや守りの動きによる易しいゲームの進め方を、公式動画・資料で確認できます。
出典:スポーツ庁|小学校体育(運動領域)指導の手引、文部科学省公式YouTube(確認日:2026年8月21日)
📋 1. ボールえらびカード
| 活動 | まずやってみよう | できそうならチャレンジ |
|---|---|---|
| 上に投げてキャッチ | 自分に合う大きさ・やわらかさのボールを選び、両手で受ける | 投げる高さや拍手の回数を変える |
| バウンドキャッチ | 床に1回ついてから、両手で受ける | 相手との距離を少し変える |
| 的当て | 近い的に、片手または両手で投げる | ねらう場所・距離を選ぶ |
| やさしいシュートゲーム | 決めた場所から、的をねらう | 空いている場所へ動く・友達にパスする |
🧩 2. ゲームの約束カード
- ボールを持っている人の前に立ち続けない
- ボールを持っていない人も、空いている場所を見つける
- 近い的・大きい的・やわらかいボールを選んでよい
- 友達が投げるときは、的の近くに入らない
- うまくいかなかったときも、次の作戦を一つ考える
🔍 3. 友達を見るカード
- 「ねらう的を見てから投げた人」を見つけよう
- 「投げやすい場所へ動いた人」を見つけよう
- 「ボールを持っている友達を応援できた人」を見つけよう
- まねしたい動き・作戦があれば、どこがよかったかを伝えよう
🗒 4. ミニ指導案(例:45分授業)
【準備】5分 … やわらかいボール、的、待つ場所、投げる向きを確認。的の後ろ・近くに人が入らないことを最初に確かめる。
【導入】5分 … 上に投げてキャッチ、バウンドキャッチでボールに慣れる。
【展開①】10分 … 距離・的・ボールを選べる的当てコース。投げたら安全な待つ場所へ戻る。
【展開②】10分 … 少人数のやさしいシュートゲーム。最初は守る人を置かず、投げる・受ける・移動する経験をつくる。
【展開③】10分 … ルールを一つだけ加える。例:1回パスしてから的をねらう、空いている場所へ動けたら加点する。
【まとめ】5分 … 「ねらいやすかった工夫」「友達のよかった動き」「次に変えたいルール」を振り返る。
🤝 5. 振り返りカード
- ☑ じぶんに あう ボール・きょり・まとを えらべた
- ☑ まとを みてから なげられた
- ☑ ボールを もっていないときに うごけた
- ☑ ともだちの いい うごきや さくせんを みつけられた
- ☑ つぎに ためしたい ことを きめられた
📣 体育の声かけ例
📌 投げる・ねらうことを支えるとき
- 「どの的なら、今の自分に合いそう?」
- 「投げる前に、的を一度見てみよう」
📌 ボールを持っていない子へ
- 「ボールが来そうな場所を一つ探してみよう」
- 「友達が投げやすい場所は、どこかな?」
📌 ゲームを続けるとき
- 「次の1回は、どの作戦を試してみる?」
- 「うまくいかないときは、的・距離・人数のどれを変える?」
📚 もっと教材研究したい方へ
- やりたい種目が必ず見つかる!小学校体育ゲーム・ボール運動アイデア大全
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動きの見方や、ボールを使った活動のポイントを確認したい先生向け。 - 心と身体をつむぐ体育ボール運動
小学校のボール運動を単元として組み立てたい先生向け。
🎯 クラスに合わせた設計は個別相談で
この記事は、低学年のシュートゲームを始めるための共通の土台です。児童数、体育館・校庭の広さ、使えるボール・的、運動経験によって、最適な場とルールは変わります。
- 「この人数なら、何コート・何人組にする?」
- 「ボールが苦手な子を含め、全員が関われるルールにしたい」
- 「授業のねらいに合う的・得点・守り方を一緒に決めたい」
こうしたクラス固有の設計は、個別相談で扱います。
📖 参考資料
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