【はじめに】
「低学年の跳び箱、いきなり跳ばせてよいのかな?」
「跳び箱を怖がる子も、安心して楽しめる活動を知りたい」
「得意な子だけが高い段に挑戦する時間にしたくない」
そんな先生方へ向けて、小学校1・2年生の跳び箱で使える授業教材5点セットをご紹介します。
低学年では、技を急いで完成させるより、跳び乗る → 跳び下りる → 手を着いてまたぐことを、自分に合う高さ・場で楽しむことから始めます。
🎥 公式資料・動画をひと目で見る
跳び乗り・跳び下り・またぎ乗りやまたぎ下りの活動を、公式動画・資料で確認できます。
出典:スポーツ庁|小学校体育の動画資料、文部科学省公式YouTube(確認日:2026年8月21日)
📋 1. 活動えらびカード
| 活動 | まずやってみよう | できそうならチャレンジ |
|---|---|---|
| 跳び乗り | 踏切板の手前で両足をそろえて跳び、低い跳び箱の上に乗る | 跳び乗ったあと、姿勢を整えてから降りる |
| 跳び下り | 低い跳び箱の上から、着地マットへ両足で跳び下りる | 着地の場所を自分で選び、静かに止まる |
| またぎ乗り | 跳び箱に両手を着き、またぐ形で乗る | 助走から両足で踏み切り、手を着いてまたぎ乗る |
| またぎ下り | 手を支点にして、片足ずつ安全に下りる | 自分に合う高さから、なめらかにまたぎ下りる |
| 選べるコース | 安心してできる活動を一つ選ぶ | 友達のよい動きを見て、一つ取り入れる |
🛟 2. 始める前の安全カード
- 跳び箱・踏切板・マットがずれていないかな?
- 着地する場所と周りに、人はいないかな?
- 跳び終わったら、次の人の進む場所から離れられるかな?
- 自分に合う高さ・距離を選べているかな?
高さ・台数・補助具の扱いは、学校の設備・校内ルール・児童の実態に合わせます。怖さのある子に跳び乗りやまたぎ下りを強制せず、低い場・別の活動・観察役も選べるようにしてください。
🔍 3. 友達を見るカード
- 「自分に合う高さを選べた人」を見つけよう!
- 「跳び終わったあと、安全な場所へ移動できた人」を見つけよう!
- 「手をしっかり着いて、またげた人」を見つけよう!
- まねしたい動きがあったら、どこがよかったかを友達に伝えよう!
🗒 4. ミニ指導案(例:45分授業)
【準備】5分 … 跳び箱・踏切板・マット、待つ場所、進む向きを確認。手首・肩まわり・足首を中心に準備運動。
【導入】5分 … マットの上で両足着地と手で支える感覚を短く確かめる。
【展開①】10分 … 低い跳び箱で、跳び乗り・跳び下りを試す。
【展開②】10分 … またぎ乗り・またぎ下りから、自分に合う場を選ぶ。
【展開③】10分 … 選べるコースで繰り返し、友達のよい動きを見つける。
【まとめ】5分 … 今日できた動きと、安全のために気を付けたことを振り返る。
🤝 5. 振り返りカード
- ☑ きょう できた うごき
- ☑ つぎに やってみたい うごき
- ☑ あんぜんのために きをつけたこと
- ☑ ともだちの いいところ
📣 体育の声かけ例
📌 挑戦を支えるとき
- 「低い場から始めて大丈夫。できそうなコースを選ぼう」
- 「次は、どの高さなら安心してできそう?」
📌 安全を確かめるとき
- 「跳び終わったら、次の人の進むところから離れよう」
- 「マットと踏切板は、ずれていないかな?」
📌 観察・関わりを促すとき
- 「安全にできていた人は、どんな工夫をしていたかな?」
- 「まねしてみたい動きはあった?」
📚 授業づくりの参考書
- 動きの「感じ」と「気づき」を大切にした器械運動の授業づくり
動きの感じ方・気づき方から、器械運動の授業を組み立てたい先生向け。 - 小学校体育 器械運動
器械運動の基礎知識・指導技術・授業づくり・評価を確認したい先生向け。 - 子どもが喜ぶ!体育授業レシピ
活動の組み立て方や授業の選択肢を広げたい先生向け。
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📖 出典・参考資料
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