- 投げるのが得意な子も、苦手な子も楽しめる場をつくりたい。
- 「遠くへ」と「的をねらう」を、短い時間でどちらも扱いたい。
- 投げる方向や待ち方を、安全に伝えたい。
小1・2の投の運動遊びは、片手で持ちやすい柔らかい用具を使い、合言葉「ひらいて・パタン・とんで・いけ!」で前方へ投げる感覚をつかませると進めやすくなります。遠くへ投げる場と的をねらう場を選べるようにし、投げる方向と回収の合図をそろえましょう。
- ✓ 45分でできる授業の流れ
- ✓ スポーツ庁の公式資料で見る投げる動き
- ✓ そのまま使える教材5点セット
- ✓ 安全な場づくりと声かけ
授業でまず見せる公式資料
スポーツ庁の「投の運動遊び」資料には、片手で持ち、前方へ投げる動きや、遠くへ・的へ投げる遊び方がイラストで示されています。最初に子どもと一緒に確認してから活動へ入りましょう。
出典:スポーツ庁「小学校体育(運動領域)指導の手引き」投の運動遊び。公式動画は、低学年の投の運動遊びに対応するものを確認できなかったため掲載していません。
45分の授業の流れ
| 時間 | 活動 | 教師の声かけ |
|---|---|---|
| 0〜5分 | 投げる線・待つ線・回収の合図を確認する。 | 「投げる前は、前に人がいないか見よう」 |
| 5〜12分 | 柔らかいボールや新聞紙棒を片手で持ち、動きをまねる。 | 「ひらいて・パタン・とんで・いけ!」 |
| 12〜25分 | 遠くへ投げるレーン。自分に合う線を選ぶ。 | 「一歩前に出て、前へ送ろう」 |
| 25〜38分 | 的当て・箱倒し。距離や的の大きさを選ぶ。 | 「ねらいを決めてから投げよう」 |
| 38〜45分 | 友達のよい動きを共有して振り返る。 | 「どんな工夫で投げやすくなった?」 |
場づくりと安全のポイント
- 全員が同じ方向へ投げるレーンをつくる。
- 用具を取りに行くのは、全員が投げ終わってからの合図後にする。
- 待つ子は投げる線の後ろへ。投げる人の前に入らない。
- 柔らかいボール・お手玉・新聞紙棒など、片手で持ちやすい用具を使う。
授業でそのまま使える教材5点セット
片手で持った用具を、遠くや的に向かって投げよう。自分に合う距離や的を一つ選ぼう。
投げる人:前に人がいないことを確認してから投げる。
待つ人:投げる線の後ろで待つ。
回収する人:先生の合図でまとめて取りに行く。
□ 近い線から投げる □ 遠い線から投げる □ 大きい的をねらう □ 小さい的をねらう □ お手玉 □ やわらかいボール
□ 前に人がいないことを見ている □ 片手で持っている □ 前に一歩出ている □ 的や遠くを見て投げている
今日いちばん投げやすかったのは、( )です。
友達のよい投げ方は、( )です。次は( )をやってみたいです。
低学年の遊びから体育授業の組み立てを考えたいときに。
用具や学級の実態に合わせた場づくり・進め方を個別に相談できます。
次の授業につなげるなら
投げる方向やねらい方に慣れてきたら、小1・2シュートゲーム|ボールを投げて的をねらおうへつなげると、投げる楽しさをゲームの中でも味わえます。
